タロット占いとは

タロット占いと聞くと、神秘的なものを想像しちゃうのは私だけでしょうか？何せ、私もタロット占いに魅了されたうちの１人なのです。
とはいえ、タロット占いについては、未だその歴史も分かってはおらず、それが故、その魅力に引き込まれてしまうのかもしれませんね。
今現在、タロット占いの起源は、エジプトだともインドだとも、ユダヤとも諸説あります。
いずれにしろ、起源だと唱える人々の解釈の仕方がタロット占いの歴史を作っていたのかもしれませんね。

タロットカード

１５世紀後半にミラノ公のフランチェスコ・スフォルツァが、画家に描かせたタロットカードが現存する最古のタロットカードとして知られています。
当時は、タロットは占いというよりもゲームのカードとして使用されていたようです。
数札のトランプカードと絵札のタロットカード。
ゲームを複雑化するためのカードがタロットカードであったともいわれています。
タロットカードなどのギャンブルが盛んになると、風紀を乱すからと禁止されることが度々あり、また、ありとあらゆる神秘思想の要素が含まれているとカトリック教会からの弾圧を受けたという歴史的背景がタロットにはあるのです。
タロットが秘密的に行われていたことが神秘的なものとされた要因かもしれませんね。

タロット占いは、７８枚のタロットカード

現在、タロット占いは、７８枚のタロットカードを使って占います。
７８枚のタロットカードは、２２枚の大アルカナと５６枚の小アルカナに大別され、それぞれのカードには神秘的な絵が描かれ、それぞれが大きな意味を持っていることが特徴的です。
「アルカナ」とは、ラテン語で秘密や神秘などを意味していて、タロットカードに描かれている光景を基に、意味を感じ取り、想像力やインスピレーションで占います。
タロットカードは、正位置・逆位置によって意味が異なると考える人と、位置に捕らわれる必要は無いと考える人と、タロットを専門とされる占い師によって流派とでも言いましょうか、解釈の仕方が個々に違うようです。
そこはあえて拘らず、自分の心を「無」にして、タロットカード自身の声に耳をかたむけましょう。
きっと、あなたに最も適切なアドバイスを語ってくれることでしょう。

カウンセリングにも

タロットは、近年悩みを持つ方々のカウンセリングにも使われるようになりました。
なぜならタロットは、医師が患者に質問をぶつけ、その答えから患者の精神状態を推測しながらアドバイスを行う現代心理学の手法に似ているからです。
タロットがスピリチュアルなものとされ、癒しの効果があるということなのでしょう。
タロットでは、運勢や宿命と言ったものよりも、人の気持ちや１カ月後の未来がどうなっているかなど、状況が変化しやすい内容について占うことに適しています。