ホーム > いろいろな占い > 四柱推命・易


四柱推命・易

四柱推命・易の画像

四柱推命とは、生年月日を基に、その自身の運勢や運気を占います。
数ある占いの中で最高峰に位置し、信頼性の高い占いとされています。
現在の四柱推命の基礎は、中国の隋・唐の時代に生まれたと考えられています。
戦乱の中国では、戦略のために占いが使われていたそうで、これから攻めようとする他国の王の運気を調べ、戦に有利な頃に攻めるなどの習慣が合ったようです。
ですから、権力者を始め、多くの人々が自分の生年月日を明かさなかったといわれています。
日本に四柱推命が伝わったのは、江戸時代半ばだといわれ、明治時代になって四柱推命は急速に進歩したそうです。

四柱推命の考え方

四柱推命の考え方は、古代中国の「陰陽五行説」が基になっています。
陰と陽のバランスを重視し、陰の運気を持った人と陽の運気を持った人が互いにバランスを保ちながら社会生活を送っていると考え、「陽の力を持つ人が暦の陽の日に行動すると大きな成果が上げられる」としています。
また、五行の考え方から、「火を持つ人は木を持つ人と相性は良いが、水を持つ人は火を持つ人の運気を消し去ってしまう」としています。
四柱推命の占い方は、その人が生まれた年、月、日、時間の4つの柱を軸に、それぞれを十干・十二支を当てはめ、その人の性格・人生・宿命を見極め、さまざまな運勢を占います。

易とは

易とは、古代中国から伝わる「易経」という儒教の教えをベースに発展した占いのことです。
『当たるも八卦、当たらぬも八卦』と言う言葉を聞いたことありませんか?あの言葉は、易占を揶揄した言葉なのです。
易経は、自然という天の中に生きる人についての倫理哲学のテキストで、古来よりさまざまな解釈がされ、今に至りました。
中国文化の哲学の基盤になっています。
易占いの内容は、私たち人間は、一生のうちで64の人生の局面があると考えられ、さらにその1つ局面を6つに分け、合計384局面で表しています。
人間社会の出来事は、どんなに複雑であっても、384のパターンに当てはまるというように考えられています。
『あなたの現在はこういう時ですから、こういう方向に進むと良いですよ。
』と示してくれるというわけです。

易占

易占では、この64の局面を「六十四卦」といい、八卦(天地自然は、天・沢・火・雷・風・水・山・地の組み合わせでできている)を2つ組み合わせて番号を付け、それぞれに意味を持たせています。
易の占い方は、筮竹(ぜいちく)と呼ばれる50本の竹を使った方法と、八面体もしくは普通のサイコロを使った方法と2通りあります。
出た内容を六十四卦の意味と照らし合わせて占います。

四柱推命入門―性格から仕事、金銭、恋愛、結婚まで驚くほどわかる!